10年くらい前は早漏の原因は「亀頭過敏」と言われていました。
対処法は亀頭をマヒさせるスプレー、クリーム、厚めのコンドームなどが主流で、早漏解消トレーニング方法は亀頭をタオルで叩いて刺激に強くにする、射精を途中で止めて再開といった射精のタイミングをコントロール方法を身に付けるでした。
※経験者は語る!!
かなり研究していて、教材も購入しました💦
10代20代前半の人は、過敏性早漏が多く、過敏でなくなれば早漏が改善される人もいます。
その年代以降の人は過敏性ではなく、心因性早漏が一般的と言われています。
心因性早漏の第一人者である、私が解説させていただきます。
心因性早漏の人の代表的な思考
「頭がSEXの事でいっぱい」「AVの世界観」「劣っている部分を見られたくない」
- 好みの女性が居たら露出の高い格好をして欲しい
- 谷間や太ももなど、自分のフェチな部位を見ただけで、性的な干渉を連想してしまう
- 女性とデートしていても、頭の隅に手っ取り早く性交したいと考えている
- 自分が性交しているのに、所々AVを見ている様に客観的な感覚がある
- うまく性交していると相手に思われたい(早漏は恥ずかしい)
- またすぐに射精してしまったらどうしようという不安がある
- 早漏だと相手に失望感を抱かれるのが不安
- 性交をうまくしている自分を感じて自信を積み上げたい
- 性交の前に、今日はうまくできるか?という事にフォーカスが向く
- 愛撫の段階から、頭の中にはもうフィニッシュのイメージが出来ている
- 表の意識は早漏を克服したいと思っていても、内なる自分は早くフィニッシュしたい
- 過剰に興奮する仕掛けを自分自身に無意識に課している
この思考が変わると、早漏がだいぶ軽減されます
対策は2つ、刺激に強くなる方法と、脳の興奮を抑えリラックスさせる方法
刺激に強くなる方法
- 亀頭をマヒさせるクリーム、スプレーを買う
- 極厚なコンドームで快感を軽減させる
- 叩いたり、こすったりして刺激に慣れる
- 射精しそうになったら堪えて、落ち着いたら再開するという自主トレーニングでコントロールできるようになる
⇒脳に「私は対策を施した」という感覚を同時に与えて、早漏の不安を多少軽減
※10代20代の過敏性早漏には亀頭をマヒさせたり、刺激に強くするのは対策自体が有効
心因性早漏には期待薄いです
マヒさせているので、快感が軽減します
脳の興奮を抑えリラックスさせる方法
神経・精神科で受診
セロトニン分泌をコントロールする療法(うつ病と同じ対応)
日本で認可されている薬はない(2022年9月時点)ので、海外で市販の薬を販売、もしくは自分で輸入代行業者から買う事を勧められる
ちなみに早漏治療薬として海外で認可された「プリリジー(ジェネリックはタポキシー、ポゼット)」はセロトニンに作用させる目的のタポセキチンが主成分です
(タポセキチンは元々、うつ病の治療薬成分です)
⇒脳の興奮物質を抑え、リラックスさせる
(興奮が頂点に達すると射精してしまうので)
※快感はそのままで射精のみ遅らせます
早漏を改善する訳ではないが、セックスの時の射精時間を長くする
- 挿入してすぐピストン運動しない
奥まで挿入したら、20-30秒じっとする事で高揚感が安定する - すぐに気持ち良くなる動作をしない
早漏の人の特徴は、浅く速いピストンが多いと聞くので、ゆっくり、ピストン運動にならないように円を描く様にしたり工夫する
(高速ピストンが気持ち良いと思っているのは案外男性側だけとか)
⇒趣向を変えてピストン運動にこだわらなくした
早漏が改善しない前提を辞める
せっかくの機会だからと、少しでも多く興奮する事をしない
相手ある事なのに、自分のテクニックがどう思われるとか、上手くいっているかに固執しない
できるだけ興奮しようとしている自分の世界観から抜け出る
大興奮してしまう事を認識する
書き出して洗い出す。
その行為をしない様にする。
例)
局部をガン見する
AVの様なコスプレで行為する
など
体は感情をコントロールする
以下の様な体の使い方をしていないかチェックする
- 無呼吸
気が張ってしまう。ゆっくりとリラックスする呼吸を志す - 激しい動き、息が荒い(感情が高まる動き)
自分は興奮していると脳が認識してしまう - 射精する瞬間のスタイルままでピストンしない
(足をピンと伸ばすなど)
信じ込み
信じ込みを洗い出してみましょう!
例)
表の自分はダイエットしたい(エネルギー量:小)
内なる自分はケーキ食べたい(エネルギー量:大)
表の自分は見晴らしの良い灯台に上りたい(エネルギー量:小)
内なる自分は高いの怖くて足がすくむ(エネルギー量:大)
表の自分は挿入時間を伸ばしたい:かっこよく思われたい(エネルギー量:小)
内なる自分は早く頂点に達したい:自分がいい気持ちになりたい(エネルギー量:大)
早漏になる信じ込み(興奮する信じ込み)は何か?
例)
- 女性の体つきを見たら、射精したいという結び付け
- SEXは自分が気持ち良くなる為のもの
- 毎回、一番興奮して気持ちよくなりたい
- SEXは興奮するもの
- SEXで失敗したり、あたふたした姿を見られたくない(不安を増長させる)
- 実際のSEXとAVをリンクさせている
【早漏になるのではと不安になる信じ込み】
例)
- 前も上手くいかなかったから今回もダメかも
- 上手くいかず失望させてしまったらどうしよう
- 失敗して傷つけられたくない
信じ込みを作るもの
- 相手からの一言からショックを受けた:「えっ、もう終わったの?」
- 過去に失敗した、カッコ悪い(と自身で思っている)事をしてしまった
- テレビや雑誌からの知識で「早漏はかっこ悪い」と結びついた
- ネットの情報をそのまま取り入れてしまった:女性アンケート「早漏はイヤかな~」
(全ての女性の意見ではない) - 早漏=下手=情けないという考え
信じ込みではないけど、元々抱いている心の問題で精神が安定していない
- 緊張し過ぎるタイプ
- 女性にたいする劣等感を持たれている
- 仕事での日常的なストレス
- 寝不足
- 何かのトラブルを抱えている
これらは早漏対策とは別に考えていく
対応策
このページに書いている内容に当てはまる部分がある人は、「脳の使い方」が有効です
信じ込み > 刺激に弱い
ですので、
また、脳内の神経伝達物質「セロトニン」も脳の使い方で分泌量を調整できますので、緊張気味であったり、不安で交感神経が優位な人もリラックスしやすくなります
専門ではないので「早漏」の相談は今までありませんでしたが、他の「病気を終える」、「トラウマ解消」と原理は同じで対応方法はシンプルです。
病気やトラウマでやってきた事を応用してもえらえれば、ある程度はご自身でも対応できるかと思います。
がっつりトレーニングしたい場合、病気、トラウマの相談の際に「早漏も終えたい」とお知らせ下さい
投稿者プロフィール

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「ケイオス人材戦略ファーム」
「METAブレイン」
代表トレーナー
以下の2つを主として活動しています。
■「社員がなぜ動かないか」という側面から経営者に向けて、経営者の自身への気付き、社内の人材戦略から収益アップに繋げるトレーニングを提供しています
■人生の傷(病気、事業の失敗、上手くいかない、人間関係の不仲、子どもの引きこもり、金回りが悪いなど)から、気づきを見つけて意味を理解し、人生を好転する為のトレーニングを提供しています
1969年生まれ大阪在住
1999年広告代理業として起業
2005年芸能プロダクション業開始
私自身、これまで順風満帆という事ではなく立ち上げた事業が軌道に乗らなかった事は数々あります。
1999年から続いた、夜の店舗の営業広告、求人広告向けネット媒体はスマートフォン対応に遅れてしまい、2015年には複数あった運営サイト全て終了してしまいました
その間、社員を理解できず他責になり、もめて仕事ところではない時期もありました
今のコーチング・コンサルティングスキルがあれば、当時の問題や危機は軽く解決したのですが、当時の問題解決を模索する学びがあったおかげで同じ境遇の経営者に向けたトレーニングスキルを開発する事が出来ました。
2013年には「GIST」という5万人に1人の割合で掛かる病気になり、病気をきっかけに自分の生き方、信じ込みが体に大きな影響を与えている事、体の不調だけではなく、ビジネス、人間関係、全ての生き方に対してのヒントがあると気付き、自身の体験を中心にノウハウ化して提供し始めました。
今でも、方々からの学びを得て、自身のノウハウをより精度の高いものにする事は継続しています。
こんな経歴になります、
よろしくお願いします。