症状について
50代女性です。
電車(特に特急など長く止まらないもの)、エレベーターなどの閉め切っていて、いざという時に自由に野外に出れないものに対して、身体が震え鼓動が早くなり怖くなるそうです。
数日後に海の下を走る地下鉄(大阪メトロ)に乗らなければならないとの事で、症状を改善したいと思われたとのです。
原因について
阪神淡路大震災で家が全壊して、弟さんが部屋に閉じ込められてなかなか助け出せれず、女性が何度か全力で体当たりして扉を開けようと試みるものの、女性が意識を失ってしまわれた事が一番記憶に残っているみたいです。
それ以降、ひとりで電車に乗っている時に、2回ほど意識を失って運ばれた事があるとの事です。
対処方法
電車が止まって、そこに海水が浸み込んできたら死んでしまうから怖い。
と言われています。
最悪の事を想定してしまう様です。
地震から26年以上が経って、信じ込みが強くなってしまってます。
また、ご本人は言われないですが、その信じ込みが自分を危険から回避させる為に必要と深層心理で考えている為に手放す事を無意識に拒んでられます。
誰かと一緒だったり、誰かに電話でつながれたら不安が安らぐとの事です。
まずは女性の信じ込みを分解していきます。
信じ込みが変わるだけで、症状が変わる事があるからです。
ここからはワークを行います。
ただし、100⇒0 ではなく、一部を軽減する方針でと女性に提案して同意ももらった上です。
この時点ではまだ、信じ込みがなくなるのに不安を抱かれているので、安心してもらう為です。
40-50分でのワークで、恐怖症の症状はセッションの前から40%くらいになったとおっしゃってます。
後日、海の下の地下鉄(大阪メトロ)往復できたと報告いただきました。
しばらく経ってから回数を重ねて少しづつ症状を軽減していきます。
投稿者プロフィール

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「ケイオス人材戦略ファーム」
「METAブレイン」
代表トレーナー
以下の2つを主として活動しています。
■「社員がなぜ動かないか」という側面から経営者に向けて、経営者の自身への気付き、社内の人材戦略から収益アップに繋げるトレーニングを提供しています
■人生の傷(病気、事業の失敗、上手くいかない、人間関係の不仲、子どもの引きこもり、金回りが悪いなど)から、気づきを見つけて意味を理解し、人生を好転する為のトレーニングを提供しています
1969年生まれ大阪在住
1999年広告代理業として起業
2005年芸能プロダクション業開始
私自身、これまで順風満帆という事ではなく立ち上げた事業が軌道に乗らなかった事は数々あります。
1999年から続いた、夜の店舗の営業広告、求人広告向けネット媒体はスマートフォン対応に遅れてしまい、2015年には複数あった運営サイト全て終了してしまいました
その間、社員を理解できず他責になり、もめて仕事ところではない時期もありました
今のコーチング・コンサルティングスキルがあれば、当時の問題や危機は軽く解決したのですが、当時の問題解決を模索する学びがあったおかげで同じ境遇の経営者に向けたトレーニングスキルを開発する事が出来ました。
2013年には「GIST」という5万人に1人の割合で掛かる病気になり、病気をきっかけに自分の生き方、信じ込みが体に大きな影響を与えている事、体の不調だけではなく、ビジネス、人間関係、全ての生き方に対してのヒントがあると気付き、自身の体験を中心にノウハウ化して提供し始めました。
今でも、方々からの学びを得て、自身のノウハウをより精度の高いものにする事は継続しています。
こんな経歴になります、
よろしくお願いします。